はや一年か…

今日は2月25日。いわゆる国公立大学前期試験の日だな。うちは医学部受験だったから25日、26日だったが。 

考えてみたら早いもので、もうあれから1年たつのか。あの頃は必死だった。正直2浪目で肉体的には死にそうだったし、精神的にはもう死んでいた気がする。特に2浪目に行ってた予備校は九州ではいろいろ悪名高いところだったからなぁ。もう気分は収監された犯罪者の気分だった。そんななかここ関西の地まで受けに来たことをよく覚えている。一年前のことなのに結構鮮明におぼえてるなぁ。今でも入試の時にどこの席に座ってたか覚えてるし、控室だった食堂のどの椅子に座ってたか覚えてる。あんまし気にしていないつもりだったんだけれども、それだけあの入試特有の雰囲気の中では小さなことでさえも目に焼き付いていたんだろう。当日はあまり緊張した覚えはないんだけど。

今日明日と試験を受けることになる人たちに覚えておいてほしいのは、自分がこれまでやってきたことを信じて堂々と受ければ結果はちゃんと付いてくるってこと。試験中はだれしもが多かれ少なかれ緊張するけど、それに飲み込まれてしまってはダメ。「自分はこんだけやってきたんだから、むしろ自分が書く答えがすべて正しいんだ」って思うくらいでいいと思う。後、もし一つの科目でやらかしたと思っても、すぐに切り替えて次の科目に集中すること。案外自分が思っていたよりもミスしていない可能性もあるし、入試は相対評価である側面が大きいから、他の人が同じようにできていなければディスアドバンテージにはならない。そこで終わった科目のことを気にしすぎて次の科目を棒に振ってしまうのはあまりにももったいないからね。

以上あんまり毒にも薬にもならないようなこと書いてしまったけど、最後に言いたいのはみんなに幸あれってこと。3月には受験生の皆さんに桜が咲きますように。そしてもしうちの大学を受ける人が見ていてくれているのならば、きっと4月の入学式でお会いしましょう。待ってるよ。