青臭い独白

俺はあれが好きなんだろうか。所詮夢に眩惑されただけじゃないんだろうか。
つか正直自分がやりたいだけだってことは自覚してる。だけど夢を見る大分前から意識してたのも事実な訳で、本当に自分がどうしたいのかよくわからんくなる。
たしかにそろそろ決断した方がいい時期ではある。このまま粘るのかスパッと諦めるのか。多分この答は自覚してないだけでもう出ているのではないだろうか。あまりの対象の鉄壁さに。チャンスのなさに。自分の行動力のなさに。もう諦めの方向に流れつつあるんじゃないか。
ここ最近あれに対して意識の揺らぎが生じてるのがその証拠で、恐らく自身の意識ではあれを妥協案にしたいんだろう。下衆い話だけど。 妥協案なんて自分勝手で失礼な話だけど。
だけどもうそんなこと言ってられないぐらいに蝕まれてるのかもしれない。今の日常は楽しいけれど、既に意識は別の刺激を求めてる。今までに体験したことのない刺激に。その渇望に対してこれの他に埋め合わせが出来る物なんてそうそう無いだろう。辛いな。自分がこんな狂おしい心情になるなんて数年前なら考えられなかった。わからない。自分の価値観が大学入って変わったのは自覚してたけどまさかここまでとは。
多分自分を認めてくれる身近な存在が欲しいんだろうな。こんな自分を受け入れてくれる存在が。